合気道は、実践的な武道です!

合気道では試合で勝敗を決めることはありませんし、稽古中も試合形式のような稽古方法は取らず、「型稽古」を中心に行っています。

 これは合気道が、相手を打ち負かす武道ではなく、「和合の道としての武道」という性格を強く持っていることから来ています。

 

 その弊害として、合気道に対してよく言われることとして「型稽古ばかりやっていても実践では使えないではないか」という指摘があります。しかし、この指摘は正しくはありません。

 「型稽古」の目的は「相手がこう来たらこうする」という対応法を暗記することではありません。数多くの技の型を反復することで合気道の「理合」を体得し、型から離れた相手の攻撃(=実践)に対しても臨機応変に対応できるようになることを目指しているのです。

 また、試合形式の稽古を取り入れると、「この技は危ないので禁止」「急所への攻撃は禁止」などのルールに従う中で、逆に実践性を失ってしまうこともあります。「型稽古」ならばこのようなことはなく、各々が「型」の意味を真剣に考えながら稽古すれば、より実践的な稽古となるのです。

 

  合気道は、日本古来の武術としての「触れた瞬間相手を制するような厳しさ」を持っており、特に開祖植芝盛平翁やその直弟子の方の武勇伝は数々伝えられていますから、調べてみるとよいでしょう。